2008年03月25日
ハーレーダビッドソンの参考書籍 鉄馬メカニズム講座
最近はハーレーダビッドソン関連の雑誌を一切講読していなかったので、エンジンの構造上の変遷、ハーレーダビッドソン独特のメカニズムなどを勉強するためにクラブハーレー別冊「鉄馬メカニズム講座」を読んでみました。
サンダンスの代表、柴崎武彦さん監修です。
発行が2004年なのでハーレーダビッドソンのインジェクション制御に関しては詳しく触れられていませんがいろいろ勉強になります。
インジェクション制御とサンダーマックスの登場によってハーレーダビッドソンの3拍子の制御に関しては問題がほとんど解決したのかもしれませんが、そもそも3拍子はしっかりした点火をさせれば45度Vツイン1軸クランクに2本のコンロッドの構造上必ず出るというような説明だったと解釈しました。
しっかりした点火とは気筒ごとの3拍子を感じる最適な点火タイミングと僕は解釈しているのですが、同時点火、独立点火についての前後シリンダーの圧縮上死のタイミングのずれとの関係が説明されているところがなかったのでまだしっくり来ません。(僕はハーレーダビッドソンの歴代のエンジンマネージメントについてまったく勉強してないのでニュアンスが伝わっていないだけかもしれませんが)
手元にハーレーダビッドソンがない以上、悩んでも仕方がないのでダイナローライダーの納車を待つしかありませんね。
3拍子にするためにエンジンのアイドリング回転数を下げるのはエンジンによくないという話も聞くのですが、低回転で油圧が足りなくなり、オイルの皮膜が切れるような状況になるということなのでしょうかね?
エボリューションとTC88のオイルポンプの構造は変わったとのことで、TC96も油圧に関して安全になったとのことですが、仕組みがはっきりしないとやっぱり気持ちが悪いですね^^;。

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