2008年07月
デアゴスティーニのハーレーダビッドソン34号です。
今週のハーレーダビッドソンはV−ロッドのスポーツ版VRSCRストリートロッドの紹介です。Vロッドってそれ自体がスポーツ版じゃなかったんですね^^;
クレイグ・ジョーンズさんのスタントライディングの紹介(富士ブルースカイヘブンでもショーがあったのですが見逃しました^^;)
ハーレーダビッドソンのカスタムビルダー、クリスチャン・ドットソンさんのカスタムバイク、スイングショットの紹介。
特別ギンギラ銀よりも、こういったギミックを主体にしたさりげない(というには奇抜すぎるかな^^;)カスタムが好きなんですよね。
ハーレーダビッドソンの最大のライバルメーカーであったインディアンの紹介など読み応え満載です。
今回のファットボーイのパーツはフレームとねじです。
フレームを手に取ると改めて1/4スケールのでかさがわかります^^
今まで組み立ててきたハーレーダビッドソンのパーツをシルエットが出るように組み合わせてみました。
おお!バイクの形になってきたじゃないですか!!
いまさらですが、組み立て手順に沿ってエンジンのクランクケースとミドルフレームをねじ止めします。
早くサイドスタンドで自立できるまで組みあがるといいのですが(´・ω・`)
ハーレーダビッドソンの正確な燃費を計測するためにインジェクターの噴射パルスをカウントする燃費計を用意しました。ピボットさんのマルチ燃費計e-nenpiです。装置の詳しい説明は楽天市場でどうぞ^^。
チームマイナス6パーセントに加盟しているとか・・・・ハーレーダビッドソンの燃費も正確に知ることでエコドライブに一役買ってくれるといいですね^^
燃費計のインジェクター信号(オレンジ)と車速信号(VSS、白)をハーレーダビッドソンのECMカプラーから取り出します。
アースと常時電源はバッテリーから直接取りました。
以前ハーレーダビッドソンに取り付けしたドライブレコーダーのステーをそのまま利用して燃費計を装着します。
あくまで自動車用ですので防滴設計はされていませんので晴れた日のみの使用になるでしょう。
初期設定で車速パルスのチェックがあるのですが、ハーレーダビッドソンの車速パルスは国産自動車と違うのでこのままでは瞬間燃費の計測ができないようです。インターフェースの自作が必要ですね・・・ネタが増えた(☆゚∀゚)
ガソリン消費量はわかるのはずなのでしばらくはトリップメーターで割り算することになりそうですが(´・ω・`)
燃費計の詳しい使い方など今後レポートしていきますね。
ハーレーダビッドソンのデータ計測ですが、割り込みカプラーが到着する前にインジェクターの噴射パルスも計測することにしました。
秘密兵器が到着したのでそいつを接続するためにどちらにしても純正のハーネスを剥いてやらないといけないので・・・・・
まず、ハーレーダビッドソンのヒューズカバーをはずします。
ゴムのブッシュでささってるだけなので引っ張ればボゴって取れます。
カバーをはずすとねずみ色のECUのカプラーが見えます。
真ん中の少し小さい灰色のカプラーはデジタルテクニシャンの接続用?カプラーをはずすのに邪魔なので左にスライドさせてボックスからはずします。
硬いといううわさだったのですが、カチって簡単に外れました(つд⊂)ゴシゴシ
ECUのカプラーの下にロック用のつめがあるのでつまんだ状態で引っ張らないとすんなり抜けません。
ハーレーダビッドソンのECUカプラーはパッカードタイプなので、
パッカーって開きます(゚∀゚)アヒャヒャ
ハーレーダビッドソンのサービスマニュアルのEFI電装配線図でインジェクターのラインを確認します。
今回は後シリンダーのインジェクター信号だけ取り出すのでピン番号19の配線を少し剥いてやります。
インジェクター、クランクポジションにオシロスコープのプローブを接続してどんなタイミングでインジェクターが燃料を噴射しているのか見てみます。
まず、わかりやすいようにハーレーダビッドソンのインジェクターの信号(黄色)だけ入力しました。(後のグラフと波形は逆ですが気にしないで(´∀`*)
電圧制御インジェクターのようですね・・・・アイドリング時の噴射幅は4ms(1000分の4秒)です。
つぎにクランクポジション信号とインジェクター信号を同時に計測してみました。
時間軸を変えているので噴射パルスは見かけの幅が狭くなっています。
後シリンダーのインジェクターの燃料噴射は、吸気行程の6パルスぐらい前から行っているようです。
吸入行程しか噴射していないのもクランク2回転ごとに噴射しているのが確認できたので確かです。
接続を変えて前シリンダーのインジェクター信号も見てみたいですが、無駄な配線は剥きたくないので、割り込みカプラーが来てからにします。
ハーレーダビッドソンの燃料噴射のタイミングと予想を前回の工程図にくわえてみました。
エンジン始動時のルーチンはすべてのセンサーを多チャンネルのロジックアナライザにでもつないで見たほうが楽な気がしてきました・・・・・
さて、インジェクター信号は秘密アイテムの動作に欠かせないのでこれからが本番です(`・д・´)
今週のハーレーダビッドソンは1915年にハーレーダビッドソンが発売した排気量1000ccのVツインバイク モデルJです。
モデルJに搭載された電動警笛は「クラクソン社製」で、日本に輸入されたときなまって「クラクション」といなったそうで、社名だったんですね!
φ(.. )ヘーヘーヘー(←古いってw)
ミラノのバイクショー、MAD(MOTO ARTE DESIGN)のスポーツスター特別展の紹介、F1ドライバー、ヤルノ・トゥルーリーさんのカスタムハーレー、カスタムビルダーカオスデザイン製の美しい車体の紹介、ビューエルの第三世代スポーツバイクの特徴など読み応え満載です。
今回のファットボーイのパーツはフットボードとインテーク、ねじです。
フットボードは大好きなのですがいまだに未経験なので、ハーレーダビッドソン純正のフットペグをそのままフットボードに変換できるパーツがあるらしいので今度試してみたいです。
ハーレーダビッドソンの前後のシリンダーを連結するパーツを組み付けます。
実際のエンジンではインテークマニホールドの部分でしょうが造詣は見えにくい場所なのでしょうがないですね。
バイク用ではないのですが動画取りっぱなしで一応ドライブレコーダーにもなる・・・程度のものです。
*イグニッションONと同時に記録開始しませんし、イグニッションOFFでファイル化してもくれません。手動です^^;
カメラのレンズも広角になっていないので、ほんとにやばい飛び出しにあっても死角になって記録できていませんでした。
バイク用ドライブレコーダとしての性能は話になりませんが、1万円を切っていて、SDカードで動画エンドレス録画の機能を持っている製品が購入時点で存在しなかったので・・・・お遊びとしてはお試しでいいかなと(´・ω・`)
ドライブレコーダー本体とシガーソケット電源、ハンドルクランプにユニバーサルメーターステーを組み合わせて超強力マジックテープで固定します。
ハンドルクランプはM10 P1.25のボルトが南海部品にあったので今回はねじをきりなおさずにまさにボルトオンです(☆゚∀゚)
メーターステーには3Mの超強力マジックテープを使いましたが・・・・
強力すぎてドライバーでこじらないとはずせなくなりました(;´Д`)
消火器固定できるぐらいだから当然か・・・・
ハーレーダビッドソンのハンドルにうまい具合に取り付けできたドライブレコーダーです。
いちおうドライブレコーダーの動画もどうぞ。( ´∀`)つ
画面が波打っているのはドライブレコーダーの仕様です(´・ω・`)
普通のデジカメにエンドレス録画機能があればもっと高画質で撮れるんですが・・・どちらにしても広角レンズは必須です。
今週のハーレーダビッドソンはFLHエレクトラグライド1200の特集です。
ハーレーダビッドソンといえば多くの人がヤッコウカウルとツアーパックで山のようになったアレを思い浮かべるようにハーレーの代表車種として認知されてきたモデルですね。
イタリアのミラノで行われたバイクショー、ミラノショーのMAD(MOTO ARTE DESIGN)の紹介、エアブラシやピンストライプによるカスタムバイクのデコレーション技法、ジャックパイン耐久レースを制したライダーの逸話など読み応えたっぷりです。
今回のファットボーイのパーツはフロントホイールです。
ディッシュタイプというお皿のように1枚ものになっているのが特徴ですね。
横風の影響を受けやすいとか言ううわさも聞きますw
第一号で付いてきたフロントタイヤがようやく取り付けできますよ・・・・・
ホイールハブとフロントディスクローターも用意します。
ハーレーダビッドソンのホイールにタイヤを組み付けました。
タイヤのトレッドパターンは回転方向にあわせます。
手で持つとかなり迫力がありますね^^
フロントのアクスルシャフトがまだないので仮組みですが、フォークとタイヤを合わせるとファットボーイの迫力のシルエットが思い浮かびます。
ハーレーダビッドソンのクランクポジションセンサーと負圧センサーのデーターを前回オシロスコープで確認しましたが、具体的にどうやってエンジンの行程を判別しているのか考えて見ます。
まずクランクポジションの信号からピストンがどの場所にあるかをECUは判断できるというのはわかると思います。
現物を確認していませんが、ハーレーダビッドソンツインカムのフライホイールの位置検出用の刻みは大体模型のような配置になっています。
ただし、ピストンの位置がわかっても、それが圧縮行程なのか排気行程なのか、または吸気行程なのか膨張行程なのかはクランクポジションセンサーのみでは判断するのは不可能です。
TC96はカムポジションセンサーもありませんので負圧センサーの変動から吸気バルブが開いているタイミングを検知して、そこから気筒の行程を判別していると思うのですが、計測した負圧データーから説明が付くか見てみます。
(*負圧のグラフ赤線の立ち上がり(見かけ上とがっているところ)位置が高い低いを繰り返しているのは45度の位相差で吸気開始の間隔が不等だからだと思います)
ハーレーダビッドソンのクランクポジションの信号と負圧の関係から気筒の行程を表にしたものが下の図です。クランクポジションの番号と波形の位置は大体対応しています。
模型や実物のエンジンをばらして動きを見るとわかりやすいのですが、エンジン回転方向にフライホイールをまわすと、ピストン行程は後シリンダーが45度先行しています。ぼくも模型の動きを見てやっと理解できましたφ(.. )
クリックして拡大してみてください( ´∀`)↓
ハーレーダビッドソンのクランクポジションは1回転で32パルス(波形は30パルス+2パルス分はフライホイールの切り込みのブランク)4サイクル行程でフライホイールが2回転するので64パルスで表現しました。
フライホイール1回転360度(32パルス)なので45度は(45/360×32)=4パルスに相当します。
負圧センサーの電圧値は負圧が大きくなると電圧が低くなるのでグラフの波の一番下がったところが吸気行程の終わるところではないかと考えて、クランクポジションと対応させて見ると前後シリンダーの45度位相(4パルス分)とうまい具合に一致しました。
実際ECUがクランクポジションのどのタイミングの負圧を基準にして行程の判別を行っているのかは謎ですが、たとえば、後シリンダーの下死点の負圧の大きさをみれば吸気中かどうかの判別はつきます。
一箇所わかればそれで別の気筒も判別がつきます。
ハーレーダビッドソンTC96のエンジンが数回クランキングしないとかからないのは、まずフライホイールがクランクポジションの原点を通過してクランク位置を検出し、その後、クランクポジションと負圧の関係からピストン行程を検出し、次のサイクルからピストン行程にあわせてインジェクターからの燃料噴射を開始して点火するからだと思われます。
順番にデーターを見てつじつまが合うようにしただけなので、なんかおかしなところ、わかりにくい所あったらコメントください(´・ω・`)
まずは気筒の行程を判断している負圧センサーとクランクポジションセンサーを確認してみようと思います。
負圧センサーにオシロスコープのプローブを割り込ませるための延長ハーネスを作りました。
純正ハーネスにプローブを割り込ませて、センサー出力、センサーグラウンドからデーターをとります。
ハーレーダビッドソンのクランクポジションセンサーも同様のハーネスを製作してプローブを割り込ませています。(届いてない部品があるのですが我慢しきれず始めましたw)
ハーレーダビッドソンとノートパソコンをつなげてなんかすごいことをしているようなはったりの効くワンショットですw
クランクポジション信号の動画です。
アクセルを開けて回転数が上がると、時間軸に対してクランク信号が多くなるので波形の幅がかわっていますね。信号の変化をこのように確認できるのがオシロスコープの特徴です.。゚+.(・∀・)゚+.゚

まずはクランクポジションのアイドリング時の信号です。
ハーレーダビッドソンTC96のフライホイールには切込みが30個(2個は基準用にブランク)あるので数えたらその通りパルスが出ていますね(`・ω・´)
緑のスクエアが横軸10ms(10/1000秒)単位なのでフライホイール一回転で55msてことはRPMに直すと1090RPM、大体あってますね。

今度は負圧のデーターも同時に計測してみます。
電圧レンジは当然違いますがグラフが同時に見えるように調節しました。
時間軸は同じなので(図は1マス20ms)クランクポジションのどのタイミングで負圧がどうなっているかをこれで確認できます。
けっこうややこしいので、気筒ごとの行程表、実際の模型など使いながら検証していきましょう。(・∀・)
もっとも整備士さんに丸なげなので写真はないのですが、そのうち自分でするときにネタにします。
今回は走行距離が1万キロ越えているので点火プラグの交換を頼みました。
ハーレーダビッドソンのエンジンオイルはもう少し後で交換してもらいます。エアーフィルターがブローバイのオイルで乾式が湿式に変わったようにくずくずになっているのですが、スクリーミンイーグルのハイフローに入れ替え予定なのでしばらくそのままで我慢します。
今回交換してもらうハーレーダビッドソンのプラグはスクリーミンイーグルのトリプルプラチナプラグです。
中心電極に白金を使用し、また外側電極の放電部(Y字になっている2箇所)にも白金を採用することによってロングライフを実現します。
NGKのプラグにも同じようなコンセプトのものがあって、10万キロ交換不要とか昔かいてあった気がしたのですが・・・・思い違いかな(´・ω・`)
そこまでロングライフでないにしろ、ハーレーダビッドソンの標準プラグの3倍ほどの値段がするので3万キロトラブルがなければネタにできた時点で僕の勝ちなのですが(・∀・)
スクリーミンイーグルのトリプルプラチナプラグは外側電極がY字になっています。
Y字外側電極の中心電極側にプラチナのチップが埋まっています。
お互いプラチナなので減りにくい・・・・のかな(´∀`*)
ハーレーダビッドソンからはずしたノーマルプラグコードです。
インジェクションのエンジンはプラグが白く焼けすぎてるぐらいで正常なので、キャブに慣れてると驚くかもしれませんね。
ハーレーダビッドソンはキャブでもノーマルなら焼け気味なのかな・・・・スポーツスターのときは気にしてませんでした(オイ
ほかの整備はクラッチの遊びの調整ぐらい(クラッチケーブルがかなり延びてました)
ハーレーダビッドソの6ヶ月点検の工賃は¥6,000でした。基本整備は一度自分でネタ用にしておきたいのですが、プロに任したほうがやっぱり楽です
(●´ω`●)
今週のハーレーダビッドソンはXLHスポーツスター1100の特集です。エボリューションエンジンを搭載したスポーツスターシリーズの大排気量モデルですが、2年で1200ccにマイナーチェンジしたのでレア車両なのかもしれませんね^^
ハーレーダビッドソンのイベント紹介はカリフォルニアのハーレーダビッドソンディーラーが立ち上げたラブライドの紹介。
ハーレーダビッドソンなどのカスタム界の巨匠、アレン・ネスさんのカスタム、ファイヤーバイクの紹介、ハーレーブランドの自転車の事情など読み応えたっぷりです。
今週のファットボーイのパーツはベルトカバー。
スイングアームのパーツと組み合わせます。
組み立てはまだですが、ハーレーダビッドソンのエンジン、ドライブベルト、スプロケットがこんな感じで並びます^^
来週はいよいよハーレーダビッドソンのフロントホイールがお目見えですよ
(`・ω・´)

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