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2024年02月

S&Sのプレミアム油圧タペットセットが手元にあるのですが、カム交換のキットに含まれていたので交換しようと思っていました。
しかし、事前のチェックで気になる点が。
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油圧タペットはプッシュロッドと接触する天面が5ミリほど自動調整域になってるので、シリンダーが熱くなって膨張しても、ロッカーアームとプッシュロッドのクリアランスが変わらないように追従する仕組みです。

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販売パッケージが四本ともオイル漬けになっていたので、エア抜きまで終わらせてあると思ったら、一本だけ手で押して天面が動く。

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他の三本はびくともしないのに一本だけ沈む。

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せっかくなので油圧タペットを分解して構造チェック。
黒い天面の部品の裏にはヘッドへのオイル搬送用に逆止弁となるプレートがついてます。
ここが粉々になる例もあるようですが、パンチングしてないこれは平気かな?

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タペット本体は異常なさげ

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チェックバルブ一体型の内部ピストンが油圧タペットのきもになりますが、ここにオイル満たすと、そのまま下から漏れ始めました。

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なんかチェックバルブ変な位置にないか?
他の正常と思われるものはオイル止めてくれてますし、ボールも真ん中にいるのでこれが原因と思われます。

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チェックバルブはカシメてあるようなので、この部分だけ修理パーツあればいいのですが、
解決するまで油圧タペット交換はお預けです。


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