ハーレーダビッドソンのインジェクターパルスを計測しよう!
ハーレーダビッドソンのデータ計測ですが、割り込みカプラーが到着する前にインジェクターの噴射パルスも計測することにしました。
秘密兵器が到着したのでそいつを接続するためにどちらにしても純正のハーネスを剥いてやらないといけないので・・・・・
まず、ハーレーダビッドソンのヒューズカバーをはずします。
ゴムのブッシュでささってるだけなので引っ張ればボゴって取れます。
カバーをはずすとねずみ色のECUのカプラーが見えます。
真ん中の少し小さい灰色のカプラーはデジタルテクニシャンの接続用?カプラーをはずすのに邪魔なので左にスライドさせてボックスからはずします。
硬いといううわさだったのですが、カチって簡単に外れました(つд⊂)ゴシゴシ
ECUのカプラーの下にロック用のつめがあるのでつまんだ状態で引っ張らないとすんなり抜けません。
ハーレーダビッドソンのECUカプラーはパッカードタイプなので、
パッカーって開きます(゚∀゚)アヒャヒャ
ハーレーダビッドソンのサービスマニュアルのEFI電装配線図でインジェクターのラインを確認します。
今回は後シリンダーのインジェクター信号だけ取り出すのでピン番号19の配線を少し剥いてやります。
インジェクター、クランクポジションにオシロスコープのプローブを接続してどんなタイミングでインジェクターが燃料を噴射しているのか見てみます。
まず、わかりやすいようにハーレーダビッドソンのインジェクターの信号(黄色)だけ入力しました。(後のグラフと波形は逆ですが気にしないで(´∀`*)
電圧制御インジェクターのようですね・・・・アイドリング時の噴射幅は4ms(1000分の4秒)です。
つぎにクランクポジション信号とインジェクター信号を同時に計測してみました。
時間軸を変えているので噴射パルスは見かけの幅が狭くなっています。
後シリンダーのインジェクターの燃料噴射は、吸気行程の6パルスぐらい前から行っているようです。
吸入行程しか噴射していないのもクランク2回転ごとに噴射しているのが確認できたので確かです。
接続を変えて前シリンダーのインジェクター信号も見てみたいですが、無駄な配線は剥きたくないので、割り込みカプラーが来てからにします。
ハーレーダビッドソンの燃料噴射のタイミングと予想を前回の工程図にくわえてみました。
エンジン始動時のルーチンはすべてのセンサーを多チャンネルのロジックアナライザにでもつないで見たほうが楽な気がしてきました・・・・・
さて、インジェクター信号は秘密アイテムの動作に欠かせないのでこれからが本番です(`・д・´)
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