ハーレーダビッドソンのサンダーマックス取り付け(純正コンピューター、電装キャディ取り外し)
ハーレーダビッドソンにサンダーマックスを取り付ける前に純正のコンピューターを電装キャディーごと取り外します。(*新型のサンダーマックスは本体が小さくなっていますので電装キャディーの加工は不要です。)
ダイナへのサンダーマックス取り付けは電装キャディーの加工をしないと無理なので丸ごとはずすのが加工しやすいです。
まずは電装カバーをはずして純正ECMからカプラーをはずします。
次にハーレーダビッドソンの点火コイルからプラグコードとハーネスをはずしておきます。電装キャディーは点火コイルブラケットをかねているのでコイルごとはずすためです。
電装キャディーからセキュリティーモジュール(ウインカーキャンセラーの傾斜センサーモジュール?)を取り外します。
ハーレーダビッドソンの電装キャディーからヒューズホルダーを取り外すのですが、こいつらがけっこう厄介です。
写真のように、ピンク、緑、黄色と3箇所のホルダーに分かれていますが、電装キャディーの裏から刺さっているので手前のロック解除ようの溝(赤丸)にマイナスドライバーなど(かなり細身じゃないと入りません)を差し込んでロックをはずしてヒューズホルダーを内部に押し込むようにしてはずします。
ピンクで囲ったメインヒューズ(マキシヒューズ)は左右の穴から同時にマイナスドライバーを差し込んで、持ち手側が広がるようにするとロックが外れます。広げながら押し込むのがコツです。
緑と黄色の枠のヒューズホルダーは下の1箇所にマイナスドライバーを差し込んで持ち手を上げるように力を入れて押し込むとロックが外れます。
緑の枠のほうはハーレーダビッドソンのシステムリレー(黒)がロック解除の邪魔になるので引っこ抜いておいたほうがいいですが、スターターリレー(白)まで一緒にはずすと、元に戻すときに逆にもつくので間違えないようにしましょう^^;
ハーレーダビッドソンのトップ電装キャディーファスナーをトルクスビットレンチで取り外します。(締めるときは締め付けトルク10.2−12.4Nm)
電装キャディーのフロントスクリューも取り外せばフリーになります。(締めるときは締め付けトルク4.5−6.8Nm)
写真ではまだヒューズホルダーが抜けてませんが、僕がやったときはヒューズホルダーはずす前にやったので^^;
ハーレーダビッドソンの電装キャディー裏にはハーネス固定用の樹脂ブラケットが刺さっているのでそれをはずします。
けっこう硬いのでコイル裏のブラケットはドライバーでこじりながら抜きます。
電装キャディーの下のほうにもハーネスブラケットが刺さっていますが、ここは貫通しているので反対側から突いてはずしてやらないとかなり硬いですよ。
ハーレーダビッドソンの電装キャディー裏負側です。ヒューズホルダーのロックが外れればごそっと抜けてくれます。
ようやく電装キャディーが取り外しできました。
せっかくなのでヒューズホルダーのロック形状を見てみましょう。
ロックの形状がわかればはずすときの力の入れかたも想像がつくのですが、ブラインドでの作業はけっこうてこずりました。
さて、次回はハーレーダビッドソンの純正モジュールを入れ替えしますか。

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