ハーレーダビッドソンのサンダーマックスにセッティングデーター入力
サンダーマックスの価格は楽天市場でチェックできます。
ハーレーダビッドソンのフルコン、サンダーマックスの取り付けが終了したのでPCと接続してセッティングデーターを書き込みしてみます。
ハーレーのセッティングデーターの選び方は以前の記事で書きましたが、今後サンダーマックスのセッティングを繰り返すことになるので基本的な通信手順をまとめてみます。
サンダーマックスのセッティングソフトウエアを起動すると、最後に編集したベースマップが表示されるのですが、その状態でLINKボタンを押すと必ず「サンダーマックス本体のベースマップをアップロードしますか?」と聞いてきます。
一番初めは僕の場合はサンダーマックス本体にハーレーダビッドソンのクロスボーンズのデーターが入っていたのでアップロードしても使えませんが、今後セッティングを繰り返すときは「まずはサンダーマックス本体のベースマップを読み込んで、そこから修正してアップロードする」これの繰り返しになると思います。
初回だけは記事上の「ハーレーのセッティングデーターの選び方」で自分の車両のベースマップを作ってあるので「いいえ」でもいいのですが。
アップロード、ダウンロードの概念はなれないとちょっとややこしいかもしれませんね。
ハーレーダビッドソンのホームページを自分で作るためにFTPソフトを利用したことがある人なら、「更新前のHPデーターをダウンロードしてから修正して、またアップロードする」という作業と同じなので飲み込みが早い・・・というかそんな人は僕のブログなんか見る必要ないですね^^;
せっかくサンダーマックスを取り付けしたのでアイドリング回転数も少し下げてみます。説明書には「800rpmぐらいにしとけや」てな記載があったのでとりあえず800回転からスタートです^^
「チューニング マップ」タブの「IACカーブ」→「アイドリング回転数 対 エンジン温度」の項目を開くと目標アイドリングを800にしたときのアイドリングカーブが自動的に作成されています。
自動的に生成されるグラフなのにどうしてまたアイドリングを上げるようになっているのかというと、予想ですが、エンジン温度が上がる(油温があがる)と油圧が下がるのではじめのうちは低い回転数でも油圧が確保できますが高温になるとやばくなるので回転数を元に戻してるんじゃないでしょうか?
油圧があればいいいのかってわけでもないでしょうが、このあたりはエンジンを設計した本人に聞かないとわからない気もします・・・・
ベースマップの赤い点をマウスでクリックして、カーソルキーで上下させることでアイドリングカーブの修正ができます。
走り始めてからしばらくするとアイドリングが上がってしまうのはこのマップを修正していないからだと思うのですが、安全マージンをとるなら初期のマップのほうが「安全な方向」にあるのは間違いないので乗りながら気になるようなら修正したほうがいいかもしれません。
上の図では最後のほうちょっとだけ上げてありますが^^;
まだ実装での油温、アイドリング回転数、油圧の関係をテストしてないのであくまで「ソフトの使い方」として見てください。
ハーレーダビッドソンのアイドリング回転数をサンダーマックスで変更したときは必ずIACオートのクリアーをします。
メニューバーの「FILE」→「モジュールマップとセッティングの書き込み」を選んでサンダーマックスに書き込みます。
書き込みが終了したらサンダーマックスの初期化をイグニッションスイッチのON30秒 OFF30秒 ON30秒 OFF30秒 ON30秒 OFF30秒
繰り返して行います。
書き込みが正しく行われたか確認のために「モジュールマップとセッティングの読み込み」を選んで内容をチェックしましょう。
以上でサンダーマックスへのセッティングデーターの書き込み、初期化が終わりました。
次回は実際にエンジンを始動してみましょう。
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