2013年04月20日
ハーレーダビッドソンのブレーキオイル交換方法
ハーレーダビッドソンのブレーキオイル(フルード)交換方法をネタにします。
ハーレーダビッドソンというか、油圧式のブレーキ、クラッチ全般に言えることなんですけどね^^
塗装パーツは養生してから整備開始です。
ハンドルを切ってフロントブレーキのリザーバーが水平になる位置でネジを緩めて蓋を外します。
まずは現状のブレーキフルードの状態をフルードチェッカーでチェックします。
同じタイプのフルードチェッカーが楽天にあったので価格はそっちを参考にしてください^^;
ブレーキフルードは時間がたつと水分を含んでブレーキングの熱で気泡ができやすくなるので定期的に交換しないといけません。
2年前の車検整備で交換してある状態でフルード水分は1.5パーセント以上3パーセント以内というインジケーターが点灯。半年以内に交換したほうがいいよ的な英文が書いてありましたが性能低下前に交換が吉ですので2年に一回のフルード交換で一応持つみたいですね。
まずブレーキマスターの古いフルードを樹脂の注射器で吸い出します。
リザーバーのそこの小さい穴が浸かる程度は残しておくのがみそ。
ブレーキマスターに新しいブレーキフルードを追加しておきます。ハーレーダビッドソンは年式によってはブレーキフルードがDOT5なので確認しましょうね。
なんで新しい年式のハーレーはDOT4に替えちゃったのかな・・・・勝手な想像ですが世界中のハーレーのりがDOT5指定なのにDOT4入れる事例が続発でもしたのかな・・・
さてキャリパー側からブレーキフルードを抜いて行きますからエアを吸う前にどんどん追加します。吸湿性があるのでフルードガレージでエアコン入れてやってます^^
3/8インチの眼鏡レンチ(*車載のような細かく刻んだタイプじゃなく、6角の穴が開いてるジャストのタイプ使わないと緩めるときなめます)をブレーキキャリパーのブリードスクリューにひっかけてフルードを逃がすホースと注射器を連結します。
ブリードスクリューを緩めて注射器を引くと古いフルードガ吸い出されていきます。
吸引をやめるときはブリードスクリューを締めてから力を抜かないとフルード元に戻りますからね。
注射器なしでレバーをにぎにぎする方法もあるのですが、昔はそれでやってたんですけどね、樹脂の注射器安いので・・・・
汚れてるフルードがきれいなブレーキ液になるまでマスターから追加しつつキャリパーから吸い出せばフルードの入れ替え完了。
マスターに追加するブレーキフルードを切らしてしまうとエアーが抜けるまで作業が続いて大変です^^;
最後はフルードのチェック窓が黒くなるまでブレーキ液を入れておきましょう。入ってないと透明(シルバーです)
なんとなくブレーキ液がにじんでいたマスターキャップはなんか変形してました・・・・反対側にかぶせてまだにじむようなら部品注文しよう。
ブリードスクリューの締め付けトルクは9.0Nm〜になっていたので、デジタルトルクアダプターを使って規定トルクに締めてみます。なんか基準より締まり気味になる感じなのでサービスマニュアルの規定トルクの一番下で締めておきました。
まあ、工具ネタも兼ねてるんで、熟練すれば「これぐらい」の感じがわかるとボブが言ってましたw
ダイナファミリーのリヤのマスターは狭いところにあるのでフルード交換作業でごみが入らないように注意しましょう。
手順は基本同じ。
路面の凍結防止剤の影響でカバーのふたが腐食してます。
保証期間中はごねて交換してもらいましたが^^;
リザーバー周りは組み付け後ブレーキクリーナーで洗い流します。
本当は洗車するのが一番ですね。
ブレーキフルードの交換だけじゃなく、ブレーキキャリパーやピストンの整備もしたいのでまたの機会にネタにします。(・w・)ノ
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ハーレーダビッドソンというか、油圧式のブレーキ、クラッチ全般に言えることなんですけどね^^
もっともブレーキ関連の整備はちゃんとした技能が必要なのでアメリカから遊びに来た整備技術のあるボブがやってくれてますw
まずブレーキフルードDOT4は別名スーパー剥離剤とも呼ばれていますのでハーレーダビッドソンの外装に付着してそのままにしておくと塗装が剥げます。塗装パーツは養生してから整備開始です。
ハンドルを切ってフロントブレーキのリザーバーが水平になる位置でネジを緩めて蓋を外します。
まずは現状のブレーキフルードの状態をフルードチェッカーでチェックします。
同じタイプのフルードチェッカーが楽天にあったので価格はそっちを参考にしてください^^;
ブレーキフルードは時間がたつと水分を含んでブレーキングの熱で気泡ができやすくなるので定期的に交換しないといけません。
2年前の車検整備で交換してある状態でフルード水分は1.5パーセント以上3パーセント以内というインジケーターが点灯。半年以内に交換したほうがいいよ的な英文が書いてありましたが性能低下前に交換が吉ですので2年に一回のフルード交換で一応持つみたいですね。
まずブレーキマスターの古いフルードを樹脂の注射器で吸い出します。
リザーバーのそこの小さい穴が浸かる程度は残しておくのがみそ。
ブレーキマスターに新しいブレーキフルードを追加しておきます。ハーレーダビッドソンは年式によってはブレーキフルードがDOT5なので確認しましょうね。
なんで新しい年式のハーレーはDOT4に替えちゃったのかな・・・・勝手な想像ですが世界中のハーレーのりがDOT5指定なのにDOT4入れる事例が続発でもしたのかな・・・
さてキャリパー側からブレーキフルードを抜いて行きますからエアを吸う前にどんどん追加します。吸湿性があるのでフルードガレージでエアコン入れてやってます^^
3/8インチの眼鏡レンチ(*車載のような細かく刻んだタイプじゃなく、6角の穴が開いてるジャストのタイプ使わないと緩めるときなめます)をブレーキキャリパーのブリードスクリューにひっかけてフルードを逃がすホースと注射器を連結します。
ブリードスクリューを緩めて注射器を引くと古いフルードガ吸い出されていきます。
吸引をやめるときはブリードスクリューを締めてから力を抜かないとフルード元に戻りますからね。
注射器なしでレバーをにぎにぎする方法もあるのですが、昔はそれでやってたんですけどね、樹脂の注射器安いので・・・・
汚れてるフルードがきれいなブレーキ液になるまでマスターから追加しつつキャリパーから吸い出せばフルードの入れ替え完了。
マスターに追加するブレーキフルードを切らしてしまうとエアーが抜けるまで作業が続いて大変です^^;
最後はフルードのチェック窓が黒くなるまでブレーキ液を入れておきましょう。入ってないと透明(シルバーです)
なんとなくブレーキ液がにじんでいたマスターキャップはなんか変形してました・・・・反対側にかぶせてまだにじむようなら部品注文しよう。
ブリードスクリューの締め付けトルクは9.0Nm〜になっていたので、デジタルトルクアダプターを使って規定トルクに締めてみます。なんか基準より締まり気味になる感じなのでサービスマニュアルの規定トルクの一番下で締めておきました。
まあ、工具ネタも兼ねてるんで、熟練すれば「これぐらい」の感じがわかるとボブが言ってましたw
ダイナファミリーのリヤのマスターは狭いところにあるのでフルード交換作業でごみが入らないように注意しましょう。
手順は基本同じ。
路面の凍結防止剤の影響でカバーのふたが腐食してます。
保証期間中はごねて交換してもらいましたが^^;
リザーバー周りは組み付け後ブレーキクリーナーで洗い流します。
本当は洗車するのが一番ですね。
ブレーキフルードの交換だけじゃなく、ブレーキキャリパーやピストンの整備もしたいのでまたの機会にネタにします。(・w・)ノ
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コメント一覧
1. Posted by tama 2013年04月21日 06:55
すごいです!
ブレーキフルードの交換まで自分でやってしまうんですね。
因みに、フロントフォークはサビですか?
ブレーキフルードの交換まで自分でやってしまうんですね。
因みに、フロントフォークはサビですか?
2. Posted by ネコミニ 2013年04月21日 08:59
tamaさん>国産チョッパーをエイプハンガーにするときさんざんブレーキエア抜き練習できました^^;
フォークはクリアーが剥げて腐食しやすくなってますwポリッシュするとちょっとよくなるんですが油断するとこのありさまORZ
フォークはクリアーが剥げて腐食しやすくなってますwポリッシュするとちょっとよくなるんですが油断するとこのありさまORZ
3. Posted by JPD 2013年04月21日 10:12
フォークとか〜の純正補修パーツ頼むと太平洋1往復して届くの?
4. Posted by ネコミニ 2013年04月21日 11:12
フォークもショックも純正はショーワ製だ! だから日本出発してアメリカについたのち、また日本にやってくるのだ!!
5. Posted by JPD 2013年04月21日 14:08
そりゃあの値付けになってもしょうがない w
6. Posted by ネコミニ 2013年04月21日 20:49
「センタースタンド、8万円です」キリ(`・ω・´)キリッ
7. Posted by JPD 2013年04月22日 08:50
ワンオフ品並の値段だな〜 w
8. Posted by ネコミニ 2013年04月23日 19:59
ハーレーはカスタムパーツを組み合わせることでオーナーにとっては1台一台が世界に一つだけのワンオフバイクなんだYO!