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2016年12月03日

ハーレーダビッドソンのリヤホイールベアリング打ち込み深さとキャリパーサポートの関係

ハーレーダビッドソンのリヤホイールベアリング打ち込みの順番ですが、ブレーキディスク側のベアリングから打ち込みます。もちろんサービスマニュアルで指定されてますし、その順番で組み付けた前提で部品の設計がされてますが、ちゃんと打ち込まないと組み付け時点で何が起こるのか図で説明しますと・・・・
ハーレーのベアリングとキャリパーサポートの関係
車体後方から見たと思ってください^^;
黒がホイール、黄色がブレーキディスク、青が打ち込んだベアリング、赤がアクスルシャフトのブレーキ側カーラー
茶色がキャリパーサポート、緑がスイングアーム
ここで問題なのは、茶色のキャリパーサポートは黄色のブレーキディスクにかぶさるように組み付けされています。
なので、青色のベアリングの打ち込みが浅いと赤のカーラー、茶色のキャリパーサポートもホイールから離れる方向で位置が決まってしまい、ホイールと位置関係の変わらない黄色のブレーキディスクのホイール側の面と、茶色のキャリパーサポートのブレーキディスクをまたがる部分の距離が近づいて接触してしまいます。

サービスマニュアルには決められた方向から打ち込むようにちゃんと書いてありますが、間違った場合何が起きるのかは書いてないので面白かったのでネタにしてみました^^

次回はホイールベアリングの動きを踏まえたベアリング組み付けの順序を図説しようと思います。





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