2023年07月16日
ハーレーダビッドソンのプッシュロッド交換方法 タンクはずす準備

ハーレーダビッドソンのカムシャフト交換計画が始動したので順番にネタアップです。
ネットの検索で出てくるカムシャフト交換ではほとんどの事例が
1:プッシュロッド切断
2:カム交換
3:アジャスタブルプッシュロッド装着+調整
となってますが、やっぱり切断とかあまりしたくないのでちゃんとヘッドカバー分解して取り出そうと思います。
そこでおさらいになりますが、ガソリンタンクを外してヘッド周りにアクセスできるようにします。
まずはメインヒューズ抜きますね。

ガソリンタンクの連結ホースを外す必要があるのでホースをつまんでおく特殊工具です。

外した側から長い燃料ホースを使ってガソリン携行缶へタンク内のガソリンを抜き取ります。

シートを外してタンクを固定するボルトにアクセスできるようにします。

ローライダーの場合タンク根元とメーターパネルの間にメーター固定用のボルトがあるので三か所外します。


メーターのハーネスはつけたままなので、タンクを外すときに邪魔にならないよう、ライザー側に逃がしておきます。


燃料ポンプのハーネスとエアベントの配管を外します。

インジェクションなので燃料ホースはワンタッチカプラーの構造で簡単に外せますが・・・・
タンク側コネクタ内部についているOリングが劣化していると、復元して接続したときにコネクタ部分からガソリン漏れてくるので、念のためOリングの交換準備もしておきます。

社外品ですがインジェクションのカプラー用Oリングと、コネクタ内側に入っているOリングをひっかけて外す特殊工具です。(*結局使わずじまいでしたが^^;)

タンク下から燃料ゲージにつながってるハーネスも抜いておきます


ハーネス類をすべて外し終わったら、根本とネック側のボルト二本外せば燃料タンクを取り外せます。

外したタンクはケースに入れてしばらく隔離です。
これでプッシュロッドを切らずに交換するための大前提が整いました。
たしかに切ったほうが楽なんかな・・・
でもせっかくのネタなので頑張ります。

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