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2023年07月30日

ハーレーダビッドソンのアジャスタブルプッシュロッド取り付け

ハーレーダビッドソンの純正プッシュロッドを切断せずに外すことができたので、S&Sのクイッキープッシュロッドキットを取付します。
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アジャスタブルプッシュロッド、専用プッシュロッドカバー、Oロングがセットになってます。
プッシュロッドカバーの部品は一部純正を再使用します。


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動弁系の慣性質量はできるだけ軽いほうがいいのですが、クイッキーアジャスタブルプッシュロッドは純正プッシュロッドより重くなりました・・・・

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純正は2本で170gほど、クイッキープッシュロッドは2本で200gほどでした。

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プッシュロッドカバーはアジャスタブルプッシュロッドの調整ができるように、スライドして上に上がる範囲が広くなるようにチューブの寸法が変わります。

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プッシュロッドカバーのスプリング、ワッシャー、ガイドは純正を再利用します。

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S&Sのプッシュロッドカバーをシリンダーに取り付けます。
Oリングはキット付属のものに入れ替えるのですが、注意点が一つ。
一番下のリフターカバーのOリングはゴミが結構たまってるので、外すときにリフター内部にごみが落ちる可能性があります。(組んだ状態ではどんなに掃除しても取り切れない部分があります)
別記事にしますが、私はタペットも交換する予定だったのでリフターカバーを外してからここのOリングとることができたのでリング状に残っている砂を見てぞっとしました。
*リフターカバーにしても、シリンダー側の隙間にかなりゴミたまってるので分解前の清掃必須ですが。

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S&Sのクイッキーアジャスタブルプッシュロッドはインテークもエキゾーストも長さが一緒なので調整ねじを下にして純正と入れ替えればOKです。調整ねじは一番短くしておきます。
インストレーションマニュアルには、プッシュロッドの構成部品を全部分解して、内部にごみなどないようにクリーニングしてから組めと書いてあります。
TC96のプッシュロッドはヘッドのロッカーアームやバルブにオイルを送るラインを兼ねてるので詰まると大変です。

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ロッカーアームサポートを組付ける前にブリーザーバッフルのOリングを新品にしておきます。

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サービスマニュアル通りにロッカーアームサポートプレートを組付けて指定トルクで締め付けます。
ブリーザーのアッセンブリーも指定トルクで組みなおします。

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ヘッドカバーも指定トルクで対角に組みなおします。
ヘッドカバーガスケットを用意してあるので新品に組みなおす予定ですが、ここは蓋でしかないので、いったん使いまわしました。

これで純正プッシュロッドからアジャスタブルプッシュロッドへの入れ替えが終わりました。
次回はクイッキーアジャスタブルプッシュロッドの調整です。


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