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2024年08月10日

ハーレーダビッドソンのバルブの外し方

中古のはハーレーのシリンダーヘッドは燃焼室がカーボンで真っ黒です。まるでバーベキューを繰り返して焦げが溜まったように・・・

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サービスマニュアルではポート側に光源を入れて燃焼室側からバルブガイド隙間で光漏れがないか見るとありますが、バラすのが目的でもあるのでそこは飛ばします。
燃焼室にガソリン入れて漏れるか見るってのは何度か見かけましたが、光でいいんや・・・・


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バルブを外すにはバルブスプリングを圧縮してスプリングリテーナーを外さないといけないので、
アストロプロダクツの汎用バルブスプリングコンプレッサーを用意しました。
クランプ幅が175mmまで、奥行きが110mmまで対応なのでTC96のヘッドに使えます。
付属アタッチメントは25mmのものがスプリングリテーナーのサイズに合いました。


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バルブスプリングコンプレッサーをバルブの中心に合わせてハンドルを締めていきます。


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バルブスプリングコンプレッサーでリテーナーごとスプリングを圧縮すると、バルブステムとバルブコッター(ハーレーではテーパー型キーパーと呼ぶらしい)が突き出してくるので分割式のテーパー型キーパーをバルブステムから取り外します。
ころりと落ちてどこかへいかないように^^;

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外れたテーパー型キーパー
バルブステムの溝にハマってスプリングの伸び方向でテーパーにってるところがスプリングリテーナーを押さえてくれます。


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分解したバルブ、バルブスプリング、リテーナー、テーパー型キーパーはヘッドの位置関係がわかるようにセットにしてタッパーに入れます。

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バルブスプリングシートとバルブステムシールはアッセンブリーになってるようです。
外し方が今のところ不明ですが消耗品のようなので戻すときに新品にすればいいかな。


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インテークは茶色いサビが浮いてます。
エキゾーストは真っ黒ですね

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バルブだけセットしてガスケットリムーバーでカーボン取れるか試しましたがびくともしない・・・
やはり物理的にこすらないと取れないようです。

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おまけ
フロントシリンダーヘッドについているエンジンマネージメント用のヘッド温度計
シリンダーヘッドの温度もこいつの出力横取りするかな。。。


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クリアハードケースに入れて次のネタまでお休みです。


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