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ハーレーの点検、整備、メンテナンス

ハーレーの燃焼室にたまったカーボンを落とすのにサンケイ3Sが効果ありだったので、上位商品のメタルクリーンアルファを使ってみます。
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メタルクリーンアルファは3パーセント希釈です。
カセットコンロだと保温時の直火の不安があったので電気行火を導入
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サーマルカメラで洗浄液が熱で対流するのを確認中・・・
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鋳物の凹凸深くに残ったカーボンはどうしても取れませんでしたが、漬け込むだけでここまで落ちるならブラストと比べてオイルラインへのブラスト材の残留の心配がない分ケミカル処理に軍配が上がりそうです。
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ブラストとメタルクリーンアルファの仕上がりを並べました。
たしかにブラストはぴかぴかでテンション上がりますが、両方自分で試した身ではカーボン落としはケミカル一択でしょw エンジンかければまたくっつくんだし。
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paipa8 at 10:46コメント(0) 
ハーレーダビッドソンのシリンダーヘッドにたまったカーボンを片側はウェットブラストできれいにしましたが、もう片方は特殊ケミカルで落としてみようと思います。
使用するのはサンケイ3S(メタルクリーナーアルファの廉価版?)

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5パーセントの洗浄液を沸騰させたお湯を使って作ります。

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カーボンを落とすときは反応温度60度以上必要なので冷めないようにカセットコンロで保温します


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じっくり弱火でコトコト仕込みます・・・・


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フィンの汚れや油はすぐに浮き上がってきました。
フィン自体のシルバー焼付塗装?もふやけてはがれるぐらいです。


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一緒に漬け込んだバルブのカーボンも落ちてきました


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4時間保温して洗浄液はどんどん汚くなりますが、まだまだカーボン残ってます。

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ただし、こびりついたカーボンは爪ではがせるほどふやけて柔らかくなってきてるので歯ブラシでこするだけでここまで落ちました。
効果が確実に出るケミカルなのが分かったので、ここからメタルクリーナーアルファで仕上げ洗浄してみようと思います。

paipa8 at 11:59コメント(0) 
過去記事ですが、車検前にハーレーの前後ブレーキフルードを交換しました。
写真は作業しにくいリヤだけですが
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ダイナのリヤはスイングアームピボットの下、マフラーステーの裏あたりに隠れています。
ふたを開ける前に足回りの洗浄をしておかないと作業時に異物が入ります。

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樹脂の注射器にホースをつなげてブリードスクリューを緩めてから吸引すると古いブレーキフルードが出てきます。

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リヤは出にくいのでブレーキペダルを踏みながらブリードスクリューを開け閉めするいつものやり方で古いフルードを廃出していきます。
一人でやってるので足がつりそうw

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全部抜ける前に新品のDOT4を補充します。
補充用のこんな容器を使うと楽です。

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交換前はのぞき窓がシルバーになりかけてましたが、フルード満タンで真っ黒に戻りました。
作業した後はパーツクリーナーで周辺を落として、理想は水洗いですね。

paipa8 at 21:50コメント(0) 
遠出前にハーレーのプライマリーオイルを久しぶりに交換します。
いつもはレブテックのプライマリーオイルを8000kmごとか車検2回に一回の頻度で変えていたのですが、交換しようと思ったタイミングで通販もライコランドも売り切れ・・なんかあったんか?

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やっと見つけたVツインパワーのプライマリーチェーンオイル
説明に半年ごとに交換しろ! てな記載が。
鉱物系なんかな・・・・来春レブテックに戻そうとおもいます。


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VPクラッチがついてるので純正プレートに戻さないとクラッチワイヤーの調整ができないですが、滑ってないのでほっときますw
サイドスタンド立てた状態であふれるところまでプライマリーオイル入れてふたすれば終わり。

ところで、TC96以降はプライマリーチェーンがオートアジャスターついて楽ちんと思っていたら、なにやら張りすぎてベアリングの負荷になってるとか??
調べてるとヘイデンのプライマリーチェーンテンショナーがよさげなんですが、値段が2万円から7万円までばらつきがw
さらにパチモンみたいなのは数千円で買えるしw 機関パーツに怖くて使えん。
この手のものは目利きができないと通販でパチモンが届くので、AARさんに相談したほうがよさそうです。

paipa8 at 06:28コメント(0) 
この前ディーラーでハーレーダビッドソンの車検を受けたばかりですが、ネタ上げてないものが残ってるので追記です。

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カム交換後のデイトナ車検対応マフラーで近接騒音測定値79db
94db超えてないのでOKですね


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忘備録として排気温度の計測もしてあります。
アイドリング回転数1000RPM ターゲット空燃比14.0での排気温度は204度です。
別条件(回転数落としたり、ターゲット空燃比をサンダーマックスの設定そのままの13.3にすると
排気温度はこれより低くなるはず・・・・


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最近の車検は嫌がらせのように厳しくなっているので、検査項目のスイッチの表記が読めないと車検落ちます。

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スイッチ用機能ステッカーを手配して薄くなったスイッチに張り付けておきました。

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増設フォグはONOFFスイッチを入れてあるので今まで通り大丈夫です。

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サンダーマックスのターゲット空燃比の設定画面で、アイドリング付近の目標を13.3から14.0に薄くしておきました。
夏場はこの条件でどうなるかわからないので今度13.3に戻して排ガスの値検査してみます。

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デイトナの車検対応マフラーの書類も今まで通り。
音が小さくて排ガスがOKでもノーマル以外のマフラーは書類がないと車検に通らないことになってます。
検査厳しくするなら数値OKなものなら書類なしで通せよって思いますね・・・・以前はうるさくても純正ならおとがめなしだったのに・・・・

paipa8 at 21:07コメント(4) 
ハーレーダビッドソンの車検を10数年ぶりにディーラーで受けてきました。
今まで車検代行でお世話になってましたが、オートバイの取り扱いをやめたようで、カム交換後初めての車検なのでプロチューナーさんもいるハーレー金沢さんにもっていきました。
とりあえず無事に車検通ったので、排ガス検査の数値をネタにします。
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今回の排ガス検査数値(検査場の結果を整備のスタッフにとって来てもらうように頼んでありました)
CO:0.4パーセント(08年式だと1パーセント超えるとアウト?)
HC:245ppm(08年式だと300ppmを超えるとアウト?)
この値はTC96,デイトナ車検対応マフラー、S&S551カム、アイドリング回転数1000RPM設定、サンダーマックスの設定でアイドリング付近のターゲット空燃比14.0
この条件での計測値です。

ちなみに、過去の車検で条件違いの排ガス測定値があったので比べますと

CO:0.14パーセント
HC:14ppm
(TC96,純正マフラー、純正カム、アイドリング回転数850RPM、サンダーマックスのターゲット空燃比13.3)

CO:0.85パーセント
HC:18ppm
(上の設定でデイトナ車検対応マフラーにしただけ)

マフラー交換だけでかなりCOが増えたのでカム交換でどうなるか不安でしたが、念のためアイドリング回転数を純正に戻し(触媒の反応温度上げるのに有利?)ターゲット空燃比も理想側に振って燃焼効率を上げたおかげ?で、カム交換でもノーマルカムを下回るCO値になったんでしょうかね・・・・
HCが劇的に増えたのは、純正カムがオーバーラップ0だったのが、オーバーラップのあるカムに交換したので燃えずに出てくる燃料の条件が全然違ったんですかね・・・・
ハーレー金沢さんには排ガス検査装置もあるので、条件違いで測定値がどうなるかネタに使えそうです^^

夏場の渋滞のことなど考えるとターゲット空燃比14ってのはどんな影響出るか来年の検証課題ですね。


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エンジンオイル、プライマリーオイル、前後ブレーキフルードの交換はいつも自分でやってるので、基本整備と点検だけで済みました。
ステムベアリングに異常がなかったのでほっとしてます。

paipa8 at 19:28コメント(0) 
ハーレーダビッドソンのカーボンだらけのシリンダーヘッドをクリーニングします。

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カーボンとサビの浮いたバルブをウェットブラストリボーンでクリーニングします。


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バルブも燃焼室もピカピカ!
1気筒あたり1時間ほどかかりましたが、追い込めばもっときれいになります。


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真っ黒な燃焼室側からの給排気ポートもご覧の通り。

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角度的にどうしても取りにくいところもありますがかなりきれいになりました。
*ガラスビーズが残らないように、養生した部分を外してからも念入りに流水で流して乾かします。


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ワクセン」さんのところのリボーンを借りての施工です。
気になる方は問い合わせしてみてはいかがでしょう。
領収書も出ますw



paipa8 at 14:54コメント(0) 
ハーレーダビッドソンのプッシュロッドカバーの分解方法です。
このカバーを分解する目的は、
・これからカム交換するのでプッシュロッド切断してやるZE! どららぁーーって人
・もともとアジャスタブルプッシュロッド入ってるので、その調整したい人
・ヘッドを開けてプッシュロッドを取り出すための前段階の人
これらに分かれると思いますが、
4ストロークエンジンの工程とバルブの動作ぐらいは教科書的な勉強をしてからのほうが間違いが起こりにくいです。

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何度も書きますが、エンジン回りの清掃を入念にしておかないと、チューブ外した時に中にごみはいるので、要注意です。
分解自体は上のカバーの切り欠きにマイナスドライバーをつっこんで下から逃げるようにひねってやればスプリングで抑えが効いてるプッシュロッドカバーのチューブをスライドできるようになります。
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上にずらせばプッシュロッドとご対面。(どんなに先にクリーニングしてても、ここに見えるOリングに砂がびっしり入ってることがあるので注意)
ただし、切断するにしろ、調整するにしろ、プッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置にあるのが前提なので先にやることがあります。
(*ヘッド分解してプッシュロッド外す場合は飛ばしてもいいのですが、最終的にやることは同じです)

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アクセスするプッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置までピストンの工程を手動で送ってやる必要があるので、スパークプラグを前後とも外し、リアタイヤが浮くまでジャッキアップして、ギアを3速に入れます。
プラグホールから覗いて、ピストントップが一番上がった場所まで手でリアタイヤを回してやるとプッシュロッドのインテーク側、エキゾースト側両方とも指でつまんで回せるぐらい軽くなる圧縮上死点があるので、切断する人はここでぶった切る。調整する人はここでアジャストナット緩めて調整開始
(インテークのバルブが閉まった後のピストン上死点が圧縮上死点になるので、タイヤを回しつつ、インテーク側のプッシュロッドが硬い状態から緩くなったらさらにタイヤを回してピストントップを上まで送ってやる これで圧縮上死点出せるかな)

まあ、圧縮上死点じゃなくても、プッシュロッドを押し上げるリフターがカムのベースサークルにあればプッシュロッドはフリーなのでさわれるんですが、一説によるとベースサークルが真円じゃないカムがあるかもということで、触るときは毎回同じ場所で調整できるようにということなんですかね。

プッシュロッドカバーの分解方法と書きましたが、プッシュロッドぶった切る人や、アジャスタブルプッシュロッド短くして横から抜ける人は外した後全部とれます。

何度も書きますがプッシュロッドカバーのチューブは分解時点でゴミや砂出てくるので、リフターの穴から入らないように注意です。



paipa8 at 05:15コメント(0) 
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ハーレーダビッドソンのオイル交換をします。
前回も使っていたサンダンスさんのパワーツーリングオイルと新発売のマイクロフィルターです。
オイルフィルターは今までジャパンドラッグさんのファビュラスオイルフィルターでしたが、せっかくなのでサンダンスさんで統一。
何度も記事に書くんですが、はじめはサンダンスさんもファビュラスオイルフィルターだったのなんで似たような効能のオリジナルフィルター出したのか謎です。
事情通の人だれか教えてくださいw

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マイクロフィルターには交換年月と次回交換走行距離を記載しておけるカッコイイメタルステッカーが同梱されてます。
パワーツーリングにもオイル交換の時期を記載する似たようなステッカーついてるのですが、年間3000km走らなくなったネコミニは毎年交換で済ますので使わなくていいかなと。

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いつものようにドレーンからオイルを抜きます。
抜いたオイルやドレンマグネットに異物がないかチェック!

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オイルフィルターも外します。
オイル温度をフィルター通過時点で計測してるのでここに温度センサー用の下駄をかませてます。

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ファビュラスオイルフィルターとサンダンスマイクロフィルターの接続面。
プレスの形状違いますね。
オイルフィルターに下駄をかましてるときはセンターボルトの形状によってはフィルター合わせ面に対して寸法のゆとりがないとオイルフィルター締めこんでもパッキンがつぶれ切らずにオイルもれる可能性があります。たまたま私は大丈夫でした。

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新品オイルフィルターには交換オイルを満たしてから組付けします。
満タンになってもしばらくするとしみ込んでかなり減るので再度入れます。
しみ込まなくなったら手で組付け
工具使うなと何度言ってもここをがっちり締めこむ事例がしょっちゅうなんでしょうね・・・・
ファビュラスオイルフィルターの時は耐圧の関係でフィルターには余計な形状付けない方針でしたが、サンダンスマイクロフィルターは工具をかける面が造形されてます。
締めるためというより緩めるためにつけておいたと考えないといけませんね^^

paipa8 at 10:21コメント(0) 
ハーレーダビッドソンに入れていたフューエルワンですが、効果があるので給油のたびに必ず入れていたところピストンヘッドのカーボンがほとんど落ちました!!
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はじめは真っ黒なピストントップが・・・(これは1本目施工完了後なのではじめはもっとついてたと思います。

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2000km走行、施工本数は大体5本でほぼ消えました。
フューエルワンすげえや!!
ちなみに取れたカーボンは排ガスで出ていくだけでなくエンジンオイルも汚しているので、
今後メンテナンスの手順としてオイル交換の直前に1本施工するぐらいで十分かなと思います。

洗浄力強い添加剤を余分にエンジンオイルに混ぜることにもなるのでエンジンオイルの性能低下につながる期間をできるだけ短くしようかなと。

paipa8 at 02:57コメント(0) 
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