ハーレーの点検、整備、メンテナンス
ハーレーダビッドソンのカーボンだらけのシリンダーヘッドをクリーニングします。
カーボンとサビの浮いたバルブをウェットブラストリボーンでクリーニングします。
バルブも燃焼室もピカピカ!
1気筒あたり1時間ほどかかりましたが、追い込めばもっときれいになります。
真っ黒な燃焼室側からの給排気ポートもご覧の通り。
角度的にどうしても取りにくいところもありますがかなりきれいになりました。
*ガラスビーズが残らないように、養生した部分を外してからも念入りに流水で流して乾かします。
「ワクセン」さんのところのリボーンを借りての施工です。
気になる方は問い合わせしてみてはいかがでしょう。
領収書も出ますw
カーボンとサビの浮いたバルブをウェットブラストリボーンでクリーニングします。
バルブも燃焼室もピカピカ!
1気筒あたり1時間ほどかかりましたが、追い込めばもっときれいになります。
真っ黒な燃焼室側からの給排気ポートもご覧の通り。
角度的にどうしても取りにくいところもありますがかなりきれいになりました。
*ガラスビーズが残らないように、養生した部分を外してからも念入りに流水で流して乾かします。
「ワクセン」さんのところのリボーンを借りての施工です。
気になる方は問い合わせしてみてはいかがでしょう。
領収書も出ますw
ハーレーダビッドソンのプッシュロッドカバーの分解方法です。
このカバーを分解する目的は、
・これからカム交換するのでプッシュロッド切断してやるZE! どららぁーーって人
・もともとアジャスタブルプッシュロッド入ってるので、その調整したい人
・ヘッドを開けてプッシュロッドを取り出すための前段階の人
これらに分かれると思いますが、
4ストロークエンジンの工程とバルブの動作ぐらいは教科書的な勉強をしてからのほうが間違いが起こりにくいです。
何度も書きますが、エンジン回りの清掃を入念にしておかないと、チューブ外した時に中にごみはいるので、要注意です。
分解自体は上のカバーの切り欠きにマイナスドライバーをつっこんで下から逃げるようにひねってやればスプリングで抑えが効いてるプッシュロッドカバーのチューブをスライドできるようになります。
上にずらせばプッシュロッドとご対面。(どんなに先にクリーニングしてても、ここに見えるOリングに砂がびっしり入ってることがあるので注意)
ただし、切断するにしろ、調整するにしろ、プッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置にあるのが前提なので先にやることがあります。
(*ヘッド分解してプッシュロッド外す場合は飛ばしてもいいのですが、最終的にやることは同じです)
アクセスするプッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置までピストンの工程を手動で送ってやる必要があるので、スパークプラグを前後とも外し、リアタイヤが浮くまでジャッキアップして、ギアを3速に入れます。
プラグホールから覗いて、ピストントップが一番上がった場所まで手でリアタイヤを回してやるとプッシュロッドのインテーク側、エキゾースト側両方とも指でつまんで回せるぐらい軽くなる圧縮上死点があるので、切断する人はここでぶった切る。調整する人はここでアジャストナット緩めて調整開始
(インテークのバルブが閉まった後のピストン上死点が圧縮上死点になるので、タイヤを回しつつ、インテーク側のプッシュロッドが硬い状態から緩くなったらさらにタイヤを回してピストントップを上まで送ってやる これで圧縮上死点出せるかな)
まあ、圧縮上死点じゃなくても、プッシュロッドを押し上げるリフターがカムのベースサークルにあればプッシュロッドはフリーなのでさわれるんですが、一説によるとベースサークルが真円じゃないカムがあるかもということで、触るときは毎回同じ場所で調整できるようにということなんですかね。
プッシュロッドカバーの分解方法と書きましたが、プッシュロッドぶった切る人や、アジャスタブルプッシュロッド短くして横から抜ける人は外した後全部とれます。
何度も書きますがプッシュロッドカバーのチューブは分解時点でゴミや砂出てくるので、リフターの穴から入らないように注意です。
このカバーを分解する目的は、
・これからカム交換するのでプッシュロッド切断してやるZE! どららぁーーって人
・もともとアジャスタブルプッシュロッド入ってるので、その調整したい人
・ヘッドを開けてプッシュロッドを取り出すための前段階の人
これらに分かれると思いますが、
4ストロークエンジンの工程とバルブの動作ぐらいは教科書的な勉強をしてからのほうが間違いが起こりにくいです。
何度も書きますが、エンジン回りの清掃を入念にしておかないと、チューブ外した時に中にごみはいるので、要注意です。
分解自体は上のカバーの切り欠きにマイナスドライバーをつっこんで下から逃げるようにひねってやればスプリングで抑えが効いてるプッシュロッドカバーのチューブをスライドできるようになります。
上にずらせばプッシュロッドとご対面。(どんなに先にクリーニングしてても、ここに見えるOリングに砂がびっしり入ってることがあるので注意)
ただし、切断するにしろ、調整するにしろ、プッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置にあるのが前提なので先にやることがあります。
(*ヘッド分解してプッシュロッド外す場合は飛ばしてもいいのですが、最終的にやることは同じです)
アクセスするプッシュロッドがロッカーアームを押し上げていない位置までピストンの工程を手動で送ってやる必要があるので、スパークプラグを前後とも外し、リアタイヤが浮くまでジャッキアップして、ギアを3速に入れます。
プラグホールから覗いて、ピストントップが一番上がった場所まで手でリアタイヤを回してやるとプッシュロッドのインテーク側、エキゾースト側両方とも指でつまんで回せるぐらい軽くなる圧縮上死点があるので、切断する人はここでぶった切る。調整する人はここでアジャストナット緩めて調整開始
(インテークのバルブが閉まった後のピストン上死点が圧縮上死点になるので、タイヤを回しつつ、インテーク側のプッシュロッドが硬い状態から緩くなったらさらにタイヤを回してピストントップを上まで送ってやる これで圧縮上死点出せるかな)
まあ、圧縮上死点じゃなくても、プッシュロッドを押し上げるリフターがカムのベースサークルにあればプッシュロッドはフリーなのでさわれるんですが、一説によるとベースサークルが真円じゃないカムがあるかもということで、触るときは毎回同じ場所で調整できるようにということなんですかね。
プッシュロッドカバーの分解方法と書きましたが、プッシュロッドぶった切る人や、アジャスタブルプッシュロッド短くして横から抜ける人は外した後全部とれます。
何度も書きますがプッシュロッドカバーのチューブは分解時点でゴミや砂出てくるので、リフターの穴から入らないように注意です。
ハーレーダビッドソンのオイル交換をします。
前回も使っていたサンダンスさんのパワーツーリングオイルと新発売のマイクロフィルターです。
オイルフィルターは今までジャパンドラッグさんのファビュラスオイルフィルターでしたが、せっかくなのでサンダンスさんで統一。
何度も記事に書くんですが、はじめはサンダンスさんもファビュラスオイルフィルターだったのなんで似たような効能のオリジナルフィルター出したのか謎です。
事情通の人だれか教えてくださいw
マイクロフィルターには交換年月と次回交換走行距離を記載しておけるカッコイイメタルステッカーが同梱されてます。
パワーツーリングにもオイル交換の時期を記載する似たようなステッカーついてるのですが、年間3000km走らなくなったネコミニは毎年交換で済ますので使わなくていいかなと。
いつものようにドレーンからオイルを抜きます。
抜いたオイルやドレンマグネットに異物がないかチェック!
オイルフィルターも外します。
オイル温度をフィルター通過時点で計測してるのでここに温度センサー用の下駄をかませてます。
ファビュラスオイルフィルターとサンダンスマイクロフィルターの接続面。
プレスの形状違いますね。
オイルフィルターに下駄をかましてるときはセンターボルトの形状によってはフィルター合わせ面に対して寸法のゆとりがないとオイルフィルター締めこんでもパッキンがつぶれ切らずにオイルもれる可能性があります。たまたま私は大丈夫でした。
新品オイルフィルターには交換オイルを満たしてから組付けします。
満タンになってもしばらくするとしみ込んでかなり減るので再度入れます。
しみ込まなくなったら手で組付け
工具使うなと何度言ってもここをがっちり締めこむ事例がしょっちゅうなんでしょうね・・・・
ファビュラスオイルフィルターの時は耐圧の関係でフィルターには余計な形状付けない方針でしたが、サンダンスマイクロフィルターは工具をかける面が造形されてます。
締めるためというより緩めるためにつけておいたと考えないといけませんね^^
ハーレーダビッドソンに入れていたフューエルワンですが、効果があるので給油のたびに必ず入れていたところピストンヘッドのカーボンがほとんど落ちました!!
はじめは真っ黒なピストントップが・・・(これは1本目施工完了後なのではじめはもっとついてたと思います。
2000km走行、施工本数は大体5本でほぼ消えました。
フューエルワンすげえや!!
ちなみに取れたカーボンは排ガスで出ていくだけでなくエンジンオイルも汚しているので、
今後メンテナンスの手順としてオイル交換の直前に1本施工するぐらいで十分かなと思います。
洗浄力強い添加剤を余分にエンジンオイルに混ぜることにもなるのでエンジンオイルの性能低下につながる期間をできるだけ短くしようかなと。
はじめは真っ黒なピストントップが・・・(これは1本目施工完了後なのではじめはもっとついてたと思います。
2000km走行、施工本数は大体5本でほぼ消えました。
フューエルワンすげえや!!
ちなみに取れたカーボンは排ガスで出ていくだけでなくエンジンオイルも汚しているので、
今後メンテナンスの手順としてオイル交換の直前に1本施工するぐらいで十分かなと思います。
洗浄力強い添加剤を余分にエンジンオイルに混ぜることにもなるのでエンジンオイルの性能低下につながる期間をできるだけ短くしようかなと。
ハーレーダビッドソン純正油圧計の封入グリセリンがまた漏れてきたので修理します。
今回は樹脂のメーターパネルが割れてきてるのでシールのやり直しもかねてメーターリングのカシメを分解します。
精密ドライバーでテコをかけてメーターリングのカシメを少しづつ起こしていきます。
メーターリング、透明樹脂メーターパネル、パッキン、本体の順に分解できました。
メーターの針が以前から折れていたので、この際これも直します。
ダイソーで売っていた方位磁石をハンマーでたたき割ります!
液体封入タイプなので、ハーレーの油圧計みたいにグリセリンかと思ったら、中身のにおいはどう見てもただの機械油・・・・
針だけ折って油圧計の軸に瞬間接着剤で固定しました。
メーターリングに万能接着剤(セメダインならスーパーX系)を塗布して、樹脂メーターパネル、パッキンともに接着剤でシールされるように塗り込んでから組付けします。
割れた部分は上にしておくことで、減っても全部なくならないようにします。
われの修理は必要なら別ケミカルのネタに取っておきました。
接着剤が硬化したらグリセリンの封入液をサイドの穴からチャージして蓋をします。
ハーレーの純正油圧計、指針と液漏れ修理完了!
これでしばらく持つでしょう。
今回は樹脂のメーターパネルが割れてきてるのでシールのやり直しもかねてメーターリングのカシメを分解します。
精密ドライバーでテコをかけてメーターリングのカシメを少しづつ起こしていきます。
メーターリング、透明樹脂メーターパネル、パッキン、本体の順に分解できました。
メーターの針が以前から折れていたので、この際これも直します。
ダイソーで売っていた方位磁石をハンマーでたたき割ります!
液体封入タイプなので、ハーレーの油圧計みたいにグリセリンかと思ったら、中身のにおいはどう見てもただの機械油・・・・
針だけ折って油圧計の軸に瞬間接着剤で固定しました。
メーターリングに万能接着剤(セメダインならスーパーX系)を塗布して、樹脂メーターパネル、パッキンともに接着剤でシールされるように塗り込んでから組付けします。
割れた部分は上にしておくことで、減っても全部なくならないようにします。
われの修理は必要なら別ケミカルのネタに取っておきました。
接着剤が硬化したらグリセリンの封入液をサイドの穴からチャージして蓋をします。
ハーレーの純正油圧計、指針と液漏れ修理完了!
これでしばらく持つでしょう。
ハーレーのキーシリンダー接点の腐食がひどいので、組付け前に対策しておきます。
さびて陥没している接点のプレートを酸で洗って赤さびを取ります。
さびが取れたところではんだを流して腐食で凸凹になったところを盛ってやります。
盛りすぎたところはやすりでならしてスイッチの動きに抵抗がないように・・・・
まあ、いうても端子3本しかないので、ハンドルロックだけ生かして、イグニッションは接点スイッチ別に作ってやってもいいかなと思ってましたが、うまくいけば症状再発しないでしょう。
フレーム下からキーシリンダーを戻して樹脂カバーをします。
ほんと、タンクアップしておいてよかった^^
ハンドルロックがかかる位置にキーシリンダーを合わせたら専用ツールで増し締めして完了です。
ロックタイト少しだけ塗っておきました。
さびて陥没している接点のプレートを酸で洗って赤さびを取ります。
さびが取れたところではんだを流して腐食で凸凹になったところを盛ってやります。
盛りすぎたところはやすりでならしてスイッチの動きに抵抗がないように・・・・
まあ、いうても端子3本しかないので、ハンドルロックだけ生かして、イグニッションは接点スイッチ別に作ってやってもいいかなと思ってましたが、うまくいけば症状再発しないでしょう。
フレーム下からキーシリンダーを戻して樹脂カバーをします。
ほんと、タンクアップしておいてよかった^^
ハンドルロックがかかる位置にキーシリンダーを合わせたら専用ツールで増し締めして完了です。
ロックタイト少しだけ塗っておきました。
ハーレーダビッドソンバイブルが10年前に出ましたが、
サンダンスの工学理論が詰まった専門書がまた出ました。
ハーレーダビッドソンダイナミクス
今回はフルカラー!
印字も濃くて老眼進み始めたネコミニにはありがたいですw
はじめの1/3はカスタム車両の解説ですが、これらの作品を歴て培ってきた工学理論なのでしょう。
丁寧に解説してあるのでコツコツ読んで行きます。
今は亡き愛猫がハッスル爪とぎしてボロボロのレザーシート
黒いガムテープで簡易補修していましたが、テープの粘着も溶け出したので一旦剥がしてやり直します。
一番ひどい箇所だけパーマテックスのビニールアンドレザーリペアーキットで直してみます。
破れのひどい範囲にマスキングして、熱硬化性樹脂を薄く塗り、付属のあて布越しにハンダで熱しておいたアイロンツールで熱をかけます。
あて布の樹脂側にはそれっぽいシワが付いてるので革っぽく固まります。
バーアンドシールドロゴの横が補修材で固めた範囲。
他にも大きめの穴があるのでここも補修材で埋めます。
あまりきれいにはなりませんが、大きな穴は塞いだのであとは靴墨でごまかします。
猫さんの爪痕なので完全に消すつもり無いのでこれでいいでしょう。
黒いガムテープで簡易補修していましたが、テープの粘着も溶け出したので一旦剥がしてやり直します。
一番ひどい箇所だけパーマテックスのビニールアンドレザーリペアーキットで直してみます。
破れのひどい範囲にマスキングして、熱硬化性樹脂を薄く塗り、付属のあて布越しにハンダで熱しておいたアイロンツールで熱をかけます。
あて布の樹脂側にはそれっぽいシワが付いてるので革っぽく固まります。
バーアンドシールドロゴの横が補修材で固めた範囲。
他にも大きめの穴があるのでここも補修材で埋めます。
あまりきれいにはなりませんが、大きな穴は塞いだのであとは靴墨でごまかします。
猫さんの爪痕なので完全に消すつもり無いのでこれでいいでしょう。
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